投稿情報: 大坪雄三 | 2011年12 月25日 (日) 10:26 | 個別ページ
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北朝鮮の金総書記の死に対し、日本政府を代表する官房長官が早速哀悼の意を表する談話を発表し
た。 発表を聞いて以来、驚くとともにいいようのない違和感に襲われている。
日本国民が北朝鮮の金総書記に拉致され、彼からテポドンの脅迫をうけているのである。
にもかかわらず、かかる狡知卑屈な姿勢しかとることのできない日本政府が悲しい。
泥にもぐって、ひたすら自党の反対勢力や野党の気配に意を注ぐばかりで、国民を忘れているような内閣
では、到底、TPPAも消費税率改定も国民に納得されないであろう。
政府は拉致家族の方々がどんな気持ちでいるか、本当のところはわかっていないようだ。
国連総会でも、日本は会場での黙祷に参加していない。これが当然の国家のとるべき姿勢である。
政府ならびに官房長官は速やかに前言を訂正、国民に謝罪すべきではあるまいか。
投稿情報: 大坪雄三 | 2011年12 月23日 (金) 20:05 | 個別ページ
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只今の政府がなすべき喫緊の処置は、福島原発周辺30キロに拘束状態(屋内退避)となっている住民の、速やかな退去、移動処置を実施することである。之は緊急を要する問題である。
トラック、ヘリコプターなどあらゆる輸送手段を使って、すみやかに50キロ、できればそれ以上の場所へ移動させなければ、起こりうる重大事態にたいしての責任は、首相はじめ政府関係者、東電首脳部にたいして、激しい国民の非難、怨嗟の波となって押し寄せるであろうことは必定である。
被曝直下に国民を置く可能性を、いささかなりとも予見できる状態にあるのだから、即刻の屋内退避の状態を解消するのが、政府としてとるべき当然の処置であり、熟慮、即断を願いたい。
現下の政府の対応は、海外諸国の認識と著しく乖離する。もし、異常事態が発生するようなことがあれば、到底、世界の人たちの非難、嘲笑、侮蔑を避けることは不可能であろう。
一刻も早い、熟慮、即断を願いたい。
投稿情報: 大坪雄三 | 2011年3 月16日 (水) 13:55 | 個別ページ
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福島第一原発の一号機、三号機の爆発事故は、原発開発に携わった東電保安院、原発開発関係識者・大学教授などの学識・技能が、はたしてどの程度のものであったのか、疑わざるを得ないことになってしまった。到底、世界一流の原子力学識者の域には達していない、と思わざるを得ない。想定外、あまりにも想定外、などの発言では済まされない、初めからきわめて危険な施設の建設を、本当に認識していたのだろうか。その能力は十分であったのだろうか。
今後の検討課題として、今回の事故の詳細かつ徹底的な原因究明はもとより、之に携わったすべての人たちの責任を明らかにする必要がありそうだ。東北三陸海岸を原発施設に選定する過程において、大地震発生の歴史をもつ地域であるという、徹底的な認識・評価が不足していたことはあきらかであろう。今後の教訓とするところはあまりにも大きい。
さらに、驚かされた事は、第二号機の対応である。海水を注入するという、原発の再使用を放擲するまでの非常手段を講ずるというのに、冷却水送水の不具合が起こっている。原因は、あるいは海水送水ポンプの燃料不足であるとか、ありえないことだが、ポンプ作業員の現場離脱が原因であるとか、いう。
枝野官房長官の最初の説明では、燃料切れで、一時送水に不具合が生じ、炉心露出があった発表されていた。そこで、すぐに素人ながら考えた。そもそも燃料切れなど起こってはならないことである。燃料不足は数時間単位で予知できる筈だ。ゆえに緊急補給手段が可能なのだ。不足に至らせることはない筈なのである。
それで、どうもおかしな発言だと思っているうちに、現場作業員が現場を離れ燃料切れとなった、という。
もう、ここに至っては、国家の緊急事態をどう考えているのか、関係者がとても正気とは思えない。がき共が、あれこれやっているような姿ではないか。情けない限りだ。
炉心融解は広範囲な放射能被爆をもたらし、甚大な国力の低下(被爆により、国民の労働能力の低下、医療介護のため莫大な国家エネルギーの損失、国土の使用制限)が将来されるのである。
こんなことでは、世界のもの笑いになることは必定だ。原発輸出も信用できない国から買う国はいないだろう。日本の恥だ。関係者一同には極めて重大な責任を感じてもらわなければなるまい。
投稿情報: 大坪雄三 | 2011年3 月14日 (月) 22:37 | 個別ページ
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鳩山前総理が問題発言を繰り返し、政界はじめ国民を困惑させている。すでに、総理時代の鳩山氏の発言について、虚言首相という不名誉な謗りを受ける虞がある、とブログに書いたことがあります。
政治家をやめると言ったかと思うと、恥ずかしげもなく、政治に微力を尽くしたい、などと翻す。
民主党のために一緒に辞めてください、と小沢氏に引導を渡したはずが、深い洞察・先見性があってか、小沢氏を一所懸命擁護する始末。
美しい島を基地にしてはならない、と沖縄島民を前に真剣な面持ちで語ったかと思うと、数日も立たないうちに、やはり、いろいろ考えるにつれて、米軍基地が沖縄にあることが、(外敵にたいする)抑止力になると分かった、と変わる。今更、いろいろ考えるにつれて、では本当は困るのです。
ところが最近では、その言葉も方便だった、と仰る始末。ここまでくれば、モウ、言う言葉がありません。
だから、今は鳩山氏を虚言というつもりはまったくありません。
発言論旨の敷衍性や脈絡性の判断能力に欠落があるのでは、と思うようになったからです。
与党、野党のみなさん、鳩山氏について、かれこれ言うのはもうやめましょう。もし、われわれの周囲にこうした人が居たら、だれも近づく人はいない筈です。信のおけない人は相手にできないからです。ところが事実は、首相まで勤めた政治家というのですから、こちらの方が、気が遠くなりそうです。
今はただ、何もせず、何も言わず、静かにしていてもらいたい、と願うばかりです。
投稿情報: 大坪雄三 | 2011年2 月16日 (水) 22:21 | 個別ページ
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現在、国民は、いままでより多少なりとも、民意に近づいた政治が行われている、と感じているのではないでしょうか。なぜならば、従来、国民とはなれたところで、お偉い先生方がこれまたお偉い官僚達とともに、国民不在の政治が長い間行われ、こうした政治のありかたに国民はモウ飽き飽きしていたからです。
ところで、国会の質疑応答を視聴していると、野党のみなさんが民主政権をいろいろ批判されているが、その発言には一向に心に響くものがありません。 何故だろうか。 ついこの間までの体質が、そのまま残っているような面々の口から出る発言に、説得されてよいのだろうか、という疑念が残ってしまうからです。
公約違反を鋭く追及する若手の自民代議士の身内に、 「公約のこの程度の違約がどうだというのですか」 と開き直った御仁がおりました。公約違反を鳴らして「首相をやめなさい」というのが現在の野党のみなさんの狙いでしょうが、論戦から透けて見えてくるのは、一日も早い野党からの脱出を、という焦りだけのようです。いやしくも今まで長い間政権を担ってきた野党(自由党)のみなさんなのですから、従来の野党(民主党など)の悪い轍を踏まず、政策を前面に出した正論をもって、大向こうを唸らせるような、風格ある論戦をみせてほしいと思っております。
だが、湘南の暴れん坊や、showy坊やの代議士では、ないものねだりということになるのでしょうか。
そもそも、国民視線を重視すれば、政策の決定に時間がかかるのは当然です。また、行政府に入ってはじめて知るという事案、案件もありましょう。優柔不断とか公約違反をもって、政権転覆の矛先にしているようでは仕方がありません。
さて本論に入りますが、このままでは自民党は数年以内に自壊するような気がします。同時に民主党も、小沢さんの動向しだいで、三月あたりに危機を迎えることになるでしょう。
民主党の運命は今や小沢氏の動向如何にかかわっているといえます。つまり、彼がその生殺与奪の権を握っているということです。予算を通すために証人喚問に応じれば、それはまた新たな疑念を際立たせることになりましょう。野党の狙うところです。そうかといって断れば、国会審議は停滞、菅内閣は霧散。
さて、ここからが問題です。どちらに推移しても、最早、小沢氏には退路はないということです。
1.出席拒否・・・ 予算不成立、菅内閣崩壊(解散、可能性は少ないが総辞職も)。後継者で一応まとまったとしても、民主党の弱体化は免れず、時間差の問題にすぎない。
こうして民主党を壊滅させた罪科は、小沢氏の将来の政治活動の大きな障害となり、いままでのような政治活動の継続はきわめて難しい。
2.出席受託・・・ 新しい疑惑が深まることはあっても、疑惑を払拭する可能性はほとんどゼロ。検察審議会・国民の心象のさらなる悪化のみ。
小沢氏の政治家としてのたち位置はますます不利になる。日本国民の民度は今までと違います。金にまつわる政治家は、まず存在しえなくなりましょう。本物嗜好が定着しつつあります。私利私欲の影を許しません。かつての誰かさんのように、幹事長室から一切の政務を指揮、支配するような、あたかも北朝鮮もどきの政治権力を最も嫌います。
結局、小沢氏の政治家としての命運は、このあたりで、というのが流れでしょう。万物にはすべて浮沈というものがあります。どんな強運の人でも避けて通れない翳りというものがあるのです。
そこで、民主党政権の創立者の一人としての「公」をとって、いささかなりとも名誉を残すか、民主党を破壊する自己保身の「私」に徹するか、二者選択しかないことは、明晰なご本人が一番分かっていらっしゃるのではないでしょうか。もし、本当に武士道を心得る真の日本人であるとすれば、おのずから取るべき道は明らかでしょう。
混沌・汚泥のような現状の政治をいち早く払拭し、日本人の、日本人による、日本人のための、そして国民目線に立った確固不動の安定政権を確立し、世界に冠たる資質をもつ日本人の矜持を、あますことなく世界に発信しうる国家となることを切に願うものであります。
投稿情報: 大坪雄三 | 2011年2 月13日 (日) 15:23 | 個別ページ
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最近、スタンダード&プアーズ社なるものが、日本国債の格付けをAAからAA-と、一段階引き下げたようだ。膨大な借金と歳入不足が理由という。日本以外の米国、英国、ドイツ、フランスなどは見事にAAAである。
そもそも国債の格付けは、対象が国債ということにはなっているが、一国全体の国力あるいは信頼性をイメージさせる。投資家でない一般人はそうした印象を受ける。
国債の格付けが財政収支を主としておこなわれているとすれば、それは一寸違うようにも思われる。格付けがあたかも一国の財政状態を正確に表現しているかのごとき印象を、世界に発信、喧伝しているだけに、その信憑性はきびしく問われなければなるまい。
一国の国債発行が、その国力全体からみて適切な範囲にあるのかどうか、という視点にたったものでなければならない。広範な分野にわたる細密な調査、検討がなされているらしいが、国債発行額,歳出,歳入,GDPだけを重視した経済指標では、国力などというものを十分に表現できるものではない。国家の経済・財政の実力の全体像を正確に映し出したものとはいえない。一部の利用者には都合が良いかもしれないが、一般国民には無用の長物であり、誤った固定観念を与えてしまう恐れさえある。
たとえるならば、財務内容は良いが経営者・労働者ともに生産性の乏しい企業が、やや負債は多いが生産性優秀な資本財・経営能力を有する企業より、格付けが上位におかれる不都合と同じである。
AAAを誇る米国の経済財政、国力はどうなっているのだろうか。
現下、膨大なドル紙幣を世界中に垂れ流しているのは、ほかならぬ米国である。その金額はおそらく日本の赤字国債どころの話ではない。世界中に米国債を、低下し続ける信頼をものともせずばら撒いている。勝手にドル紙幣を印刷しているのだから赤字国債乱発と同じた。米国が稼ぎ出す金額をはるかに超えるドル紙幣が世界中に飛び散っている。key currencyの魔術であろうか。
さて、 スタンダード&プアーズ社自体が、信頼できる調査機関であるかどうかも疑わしい。2000年前半頃から、一部にささやかれはじめていた、危険な金融商品(主としてリーマンブラザースのサブプライムローン証券)の動きを察知し、これを格付けに反映して世人に警告を発していたのだろうか。じじつは真逆である。恐慌発生のつい数日前まで、サブプライム証券の格付けをAAAのままにしてあった。その数日後には紙くず同様のジャンク債となる運命の証券を!!!。 スタンダード&プアーズ社はリーマンショック引き金の張本人といってもよいくらいではないか。
このため、世界のほとんどの人は、事前に警報をうけることなく、突如襲来したリーマン・ショックに愕然、われを失った。つまり、スタンダード&プアーズなるものは、その機能を果たせなかったというだけでなく、悪の手助けをしていたと思われても仕方がないのである。全世界の金融、財政、投資の世界に、計り知れない損害、危機をもたらした責任たるやはかりしれない。にもかかわらず、現在なお世界格付け会社として君臨しているのが、これまた世界の不思議である。大きな悪の後ろ盾の存在を、つい考えてしまいたくなる。
世界が神聖視するほどの信頼性の高い会計検査会社が米国にあった、米国アンダーソン会計検査会社である。これがまた巨大企業エンロンの会計検査にさいし、粉飾、欺瞞の監査をしていていたことが判明した事件があった。スタンダード&プアーズにしても、アンダーソンにしても、一見もっともらしい顔つきをしているが、その裏は恐ろしい悪であることを、お人よしの日本人は忘れてはならない。
この格付けの如何によって、国家の財政経営がきわめて困難になったり、ことによったら国家そのものが崩壊する事だって起こりうるのである。スタンダード&プアーズ社の世界に及ぼす影響はきわめて大きい。それだけに、その信頼性の維持のために、いかなる国家、勢力、グループなどの干渉も受けてはならぬものであり、恒常的に完全無欠な格付けの信頼性が担保されなければならない。
ゆえに、スタンダード&プアーズ社は会社機構全体の透明性が厳しく求められるべきものである。米国政府の関係機関以外に、国連なり、国際司法裁判所あるいは米国以外の専門家などから成るプロジェクトチームによる、その運営の細部にわたる調査があってしかるべき存在と思われる。格付けされるべきはまさにスタンダード&プアーズ社であり、深読みすれば、投資ことに国際通貨を操作する機関との疑いがどうしても残る。
長い間鎖国を続け、諸外国との交流の少なかった日本人は、世界から誠実というありがたい人柄の、人種集団とみなされるようになっている。ところが、外国,ことにアングロサクソン系、ユダヤ系の人たちの経済観念、物欲は、日本の近江商人どころのさわぎではない。如何に巧妙に、如何に法律を逆手にとってまでしても人を騙すか、を商道と心得ているとさえ見える。最近、日本でもこういう手合があらわれ出しているようだが、日本人本来の姿ではない。商道の必勝は誠実にある。
米国の失業率は未だに10%の高止まりの状態を続けている。資本主義国ではつねに失業率の存在が不可欠かもしれないが、3%ぐらいなら許されようが、米国の10%はあまりにも異常であり、ましてや、多民族国家ともなれば、政治不安をふくめて重大な危機ととらえるべきでレベルである。日本は5%で大さわぎとなっている。スタンダード&プアーズ社の格付けでは、米国の高い失業率は考慮しないのであろうか。世界通貨経済の通念として、あまり高い失業率国家への投資は抑制傾向、マイナスファクターの筈なのだが。
一方、オバマ大統領は政治生命をかけて、医療皆保険制度の法制化を進めている。が、共和党の反対で法案の成立は難航しているようだ。反対する者の言い分のなかには、「貧者が貧しいのは自分の責任だ、彼らを援助するために税金を使う必要はない」という呆れた論理を口にする者がいる。その民度たるや、まるで非文明国家のようだ。到底、自由、平等、博愛を標榜する国のものとは思われない。これでは低開発国以下だ。反対する者のなかには、優勝劣敗が精神構造となっているアングロサクソン系かユダヤ系の無教養な連中が多いのかもしれない。
日本では戦前から、医療皆保険制度が完備されている。世界の長寿記録はいつもトップだ。こうした日本の現状を米国民に周知させなければなるまい。こんなことをしている国家に未来はない。こんなことぐらい理解できない民度では困ったものだ。何より不幸なことは、「貧者が貧しいのは自分の責任だ、彼らを援助するために税金を使う必要はない」なんていっている国家が、仮にも世界をリードしていることだ。
米国での銃乱射事件はいつまでたっても絶えることが無い。何しろ、憲法が、各人の銃の保有は自己防衛のために必要、と許容している。ばかばかしい話だ。各人に銃をもたせておかなくては、国内の治安が維持できないということを、憲法で制定しているつもりか。荒野の開拓時代でもあるまい。こうした国民の慣習・通念が、他国への軍事介入を安易に許す土壌となっているのだろう。
ちょっとした不満があれば、簡単に多数の人に向かって銃を乱射する。ハロウイーンの姿で家を間違ったというだけで、ショットガンで撃ち殺された日本人少年、バトンルージュの服部君の記憶は今も生々しい。到底、日本では考えられない事件である。政治の対立候補者を追い落すため、銃口をイメージさせ間断なく発射しろ、などと選挙集会で叫ぶ馬鹿げた人間さえ現れる。米国ライフル協会とやらは、そろそろ年貢を納めたらどうか。
これからの世、日本人もいろいろな世界の人間と付き合ってゆくようになろう。そこでまず、悪という視点から人をみる習慣も、一寸だけ身につける必要がありそうだ。すべての人間に誠実な日本人のようになって欲しいと願いつつも。
投稿情報: 大坪雄三 | 2011年2 月 2日 (水) 17:11 | 個別ページ
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近頃、小沢氏をめぐる報道がはげしくなっている。政倫審あるいは国会証人への招致問題である。
野党は小沢氏の証人喚問をつよく主張している。これにたいし小沢氏は、国会の議決があれば出席するにやぶさかでない、などと格好のいい事を言っていた。
この当時おそらく、小沢氏は、民主党首脳陣に自分を喚問することなどできないだろう、とたかをくくっていたのだろう。
ところが、ここに来て首脳陣が本気になっているとわかると、今度は、自分の出席が民主党の勝利につながるのか、とか国会運営が正常化するのか、などの難題を持ち出す始末。小沢氏問題で与野党が火花を散らしているこの時期、民主党の選挙勝利を条件にしたり、政治の道筋がつくのかなどを口にすること自体、まったく筋違いの逃げ口上であり、条件闘争をやっているとしかみえない。
むしろ、小沢氏問題こそが民主党弱体化の一因となっているのであり、国民の大多数が彼の説明を求めているのである。的外れの理屈をならべ、条件闘争に汲々とする小沢氏は見苦しい。
一方、民主党首脳陣が勇断をもってこの問題を決着させることこそが、民主党蘇生・支持率回復への最後のチャンスとなることを銘記すべきであろう。
投稿情報: 大坪雄三 | 2010年12 月16日 (木) 17:24 | 個別ページ
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連日,国会での予算委員会の映像が放映されている。
国民は与野党の論戦の攻防を期待しているが、質問・応答にかみ合わない場面が多すぎるようだ。野党側の質問の目指すところを明確に答弁して欲しいところだが、与党の答弁者は揚げ足を取られまいと慎重な言葉選びをするあまり、エー、アノウ、コノ、ソノなどの言葉が多すぎるようだ。事を曖昧にするのも政治家の腕の一つであろうが、煙幕もあまり多用すると、その答弁者がいかにも不誠実な品格であり,信念のない人間との印象を曝け出すことにもなりかねない。嘘をついている、あるいはやる気がない、などと思わせてしまう虞さえある。
こうしたことは、残念ながら内閣の中枢にいる首相、官房長官に顕著のようだ。ことに、官房長官にいたっては、言葉そのものも茫漠、何を言わんとしているのか理解しにくい。おそらく彼の頭に、国民に理解してもらうという配慮などまったくないのであろう。その論旨のわかりにくさは、まさに絶品というほかはない。ふと、弁護士というより三百代言という言葉が浮かぶ。前原大臣、玄場大臣などは比較的にすっきりしていて分かりやすい。
テレビのない時代であったが、吉田首相の演説などは短慮の嫌いはあったが、簡潔にして明快に聞こえたものである。中曽根首相もすらすらと喋っていたように思う。近くは、なんといっても小泉首相だ。簡潔にしてわかりやすい一言で、なんとなく国民を納得させてしまう術に長けていた。だからこそ型破りの政策も遂行できたのだろう。自民党の林代議士も、よく練られた質問要旨、品格ある態度に感服させられるが、さらにその明晰な追及・論旨の進め方が清清しい。これと正反対なのが、同じ自民党の西村代議士だ。折角の鋭さも見苦しい。
政治家たる以上、ヘーゲルの弁証法ぐらいは理解されているのだろうが、国民を納得、理解させる姿勢を忘れず、論旨明快な弁論を展開されることを期待したい。信念を疑わせ逃げ口上としか思わせない饒舌や、弁論術を心得ない論戦では、国民の信任は得られない。
これまで再三にわたってこの表題を掲げ、中国に対するわが国の方針の間違っていることを警告してきた。こここにきて、中国漁船のわが巡視艇への体当たりを目の当たりにするにおよんで、中国という共産国家の悪質の程度、きわまれりとの感を深くした。まさに、ならず者国家だ!
一方、映像を見た中国青年の感想を聞いて驚愕した。中国共産国家というものが、ここまで中国国民をゆがめてしまっていることに、深刻な驚きを禁じえない。これほどはっきりした映像さえ、正しく見る目を失っている中国国民が悲しい。ならず者国家なればこそ、かくもはなはだしき愚民をつくることができたのであろう。
この期に及んで、中国政府の要人たちが、戦略的互恵の精神で互いの国民感情を高ぶらせないようにしよう、などといっているようだが、どこからそんな言葉が出るのだろうか。笑わせないで欲しい。さんざん煽っていたのは誰だ!
やくざ国家はモウ相手にしないことだ。首脳の来日も不要である。日本国民の中国憎悪の感情は頂点に達している。
今回流失した映像を隠し続ける菅、仙石両氏の心中は、まったく理解をこえる。こうした愚策を繰り返し、民意を無視し、国威を失墜させた罪は軽からざるものである。すみやかに退場すべし!
投稿情報: 大坪雄三 | 2010年11 月 5日 (金) 20:17 | 個別ページ
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