日本政府・外務省の報道官は、中国に反論する見解を発表する際に顔をみせません。一方、中国は賑々しく各方面のメディアを使って、各報道官・民衆の姿の映像を氾濫させています。日本は腰が引けている。
尖閣諸島周辺に中国艦船が遊弋しているという。 これにたいし、仙石難升米さんは、 「幾度も離れてくださいと申し入れをしております」 と。一体、この人はどこの国の人だろう。あなた方がしっかりしないと、ふたたび幾千、幾万という血が流れる事態になるかも知れないのですよ。ひと事のようなことをいっていては困るのです。 首相は、ただちに海上自衛隊方面部隊の全員を尖閣諸島防衛に出動させ、さらに近いうちに、空陸自衛隊をもって同島の防衛体制の構築・強化を命ずべきです。こうした明瞭な、しかし激しいことをしない限り、中国という国は梃子でも動かない国柄です。之こそ、将来にわたる日中の不幸を最小限に抑える方策です。逆に、卑屈、姑息な策は将来にわたる禍根を残すだけです。 自国の領土が侵害されようとしている時、世界の誰にも斟酌する必要はありません。日本国がなすべき処置であり、なさねば中国ばかりか世界から嘲られることになります。まったく、情けないほど腰が引けています。
藤田社員に対する対応がなっておりません。中国船長を返還するまえに、どうして交換条件として、社員返還の約束を取り付けておかなかったのですか。みすみすカードを逃がしたばかりか、相手にカードをわたすという愚策の責任は誰が負うのですか。何故、切れるカードを躊躇するか不可解です。こんなことでは戦う前から負けているのです。腰が砕けています。
中国の日本観を見誤っている為政者は出直さなくてなりません。いや中国観はおろか、グローバルの視点のない人たちに、国政を任しておくことはできません。現在の為政者は全員交代です。腰ばかりか、脳味噌も無い人間ではないかと疑ってしまいます。 今回の船長返還が司法判断などと、子供でも嘘がわかるようなことをやるようでは、腰ばかりか脳味噌の無い人間ではないかと疑ってしまいます。 そうでなくとも、行動に、夢か現か判断のできない首相や、かと思うと、生口(人身御供あるいは人質)百数十人をひきつれて朝貢外交を平然とおやりなる変わり者もおりましたね。人材払底も極まれりの感が秋色に染み込んでいるようです。
いずれにしても、いつの間にこんな情けない国になってしまったのでしょうか。 私の兄は関東大学選抜英語弁論大会の優勝者でしたが、今問題となっている海域で、米潜水艦に撃沈され戦死しております。次の兄も戦病死です。私も二年先の特攻隊を夢見て、大きな米空母に突入する火の玉となって燃えていました。これが決してよいとは申しません。二度とこのようなことがおきないよう、為政者には裂帛の覚悟をもって国政にあたってほしいと願うばかりなのです。
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