[管総理、おめでとうございます]と題するブログで、諸外国の、ことにコーカソイド系(いわゆる西欧人系)人種の、egoisticな円安誘導策に対するわが国の対抗策について、まったくの素人ながら、私見を述べさせていただいた。これを9月14日午後2時頃ブログに投稿したところ、あたかも時をあわせだがごとく、その数時間後に私見にそった経済政策が政府によって実施、公表された。まことに喜ばしいことである
なぜ、わたしのようなまったくの素人が、国際金融ないし世界経済や財政問題などという、大それた問題に口を挟むに至ったかというと、かねて、その筋の官僚はもとより、国際経済の専門家、学者先生たちの話を拝見していると、識見の豊かさが納得させられるだけで、肝心の経済危機解決の指針もその具体的処方箋の片鱗も語られないことに、いささ辟易する思いを禁じえなかったためである。そんな程度の話なら、今の日本国民には改めて聞くまでも無いことである。
オーソドックスというか、ステレオタイプというか、難局を打開しようとする英知、度量のある人の話は聞かれない。そこが、官僚的体質あるいは優等生や二流学者の限界なのだろうが。
かといって、あとは政治家の仕事といわれても困るのである。あくまでも官僚、学者、その筋の実務家が、その立場のリスクを恐れず、その持てる全知を結集し、専門的、具体的な政策なり指針を発信してくれなければ、国家、国民はいたずらにコーカソイド系人種国家の餌食となるだけである。
政治家すべてが財政通でも経済通でもないだから、何らかの強力な指針を発信する人が、政治家のまわりに複数いてほしいものだ、とはつねづね痛感しているところである。
難しいかもしれぬが、2050年を明確に俯瞰するような世界戦略をもった、グローバル世界経済のspecificationsを描ける人はいないものだろうか。
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